原因不明ののぼせ……実は「陰虚」かもしれません

query_builder 2026/01/09
原因不明ののぼせ……実は「陰虚」かもしれません

こんなお悩みありませんか?


  • 肌がカサカサして、保湿しても追いつかない
  • 夜になると足の裏やほてって寝付けない
  • 喉が渇きやすく、常に飲み物が手放せない
  • 最近、寝汗をよくかくようになった

これらは単なる疲れではなく、

東洋医学でいう「陰虚(いんきょ)」の状態かもしれません。

潤い不足でカサカサ?冬でも「足がほてって眠れない」は『隠虚』によるものかもしれません

陰虚のサイン

「冷え」が陽虚なら、「乾燥とほてり」が陰虚のサイン。

以下の症状があれば、体内の潤い(冷却水)が不足しています。


セルフチェック

[ ]口や喉が渇く

[ ]ドライアイ

[ ]肌の乾燥

[ ]コロコロ便

[ ]手のひらや足の裏が熱い

[ ]顔ののぼせ

[ ]夕方の微熱

[ ]寝付きが悪い

[ ]眠りが浅い

[ ]「寝汗」をかく


陰虚とは

体内の「潤い」が枯れた状態

  体内の「潤い」が枯れた状態

東洋医学では、体は「陽(エネルギー・熱)」と「陰(物質・潤い)」のバランスで成り立っていると考えます。

「陰虚」とは、このうちの「陰」が不足した状態のこと。 単なる水分不足ではなく、血液や体液など、体をクールダウンさせ、栄養を与えるすべての「潤い成分」が減ってしまった状態を指します。


なぜ「ほてり」や「乾燥」が出るのか?

「水不足の空焚き鍋」の状態です


正常な状態は、たっぷりの水(陰)が、火(陽)の熱を程よくコントロールしている。


陰虚の状態は、水(陰)が減りすぎて、火(陽)を抑えられなくなる。


その結果、体の中で熱が暴走し、「のぼせ・ほてり(空熱)」が発生します

また、潤いが行き渡らないため、全身が「乾燥」します。

陰虚になる主な原因

日常生活の積み重ねが「陰」を削ってしまいます。


夜更かし・睡眠不足

「陰」は寝ている間に作られます。夜の活動は最も「陰」を消耗します。


過労やストレス

 長期のストレスは体内に「火(熱)」を生み、潤いを蒸発させます。


加齢

東洋医学では、老化とともに「腎(じん)」に蓄えられた潤いが減っていくと考えます。


激辛料理やアルコール

 体を乾燥させる性質があるため、摂りすぎると潤いが枯れます。


放置するとどうなる?

陰虚の状態が続くと、以下のようなトラブルに繋がりやすくなります。


慢性的な不眠

体が熱くてリラックスできず、脳が興奮状態になります。


美容面

シワが増える、肌のツヤがなくなる、髪が細くパサつく。


更年期症状の悪化

 ホットフラッシュ(のぼせ)が強く出やすくなります。


心の「カラカラ」状態(イライラ・不安)

潤いは心に落ち着きを与えます。陰虚が進むと、心に余裕がなくなって「ささいなことでイライラする」「急に不安でソワソワする」といった、メンタル面の乾燥も目立つようになります。


柔軟不足(関節・筋肉の痛み)

枯れ木のような柔軟不足になります。みずみずしい枝はしなりますが、乾燥した枯れ木はポキッと折れやすくなります。陰虚が進むと、関節の滑りが悪くなったり、筋肉が硬くなったりして、足腰の痛みやケガをしやすくなります。


炎症体質

常に体内に熱がこもるため、喉の腫れ、口内炎、肌の赤みといった「炎症」が治りにくく、何度も繰り返す「炎症体質」になってしまいます。


慢性的な疲労感

常に「空焚き」でエネルギーを無駄遣いしているため、疲れやすく、一度疲れるとなかなか回復しない「ガス欠」状態が慢性化します。

こんな人は要注意

【バリバリ働く!オフィスワーカー型】

一日中PCやスマホに向かい、目を酷使しているタイプ。

東洋医学では「目は血(陰の一部)を最も消耗する」と考えます。画面のブルーライトや集中による脳の興奮が、体内の潤いをじわじわと蒸発させます。

⚫︎要注意サイン

ドライアイ、夕方の激しい疲れ目、キーボードを叩く手が熱い、イライラして仕事中に冷たい飲み物をガブ飲みしてしまう。


【睡眠削り・夜更かし型】

つい深夜まで動画を見たり、夜に仕事を片付けたりするタイプ。

「陰」は夜、寝ている間に作られます。深夜0時を過ぎても起きているのは、バケツの底に穴を開けて水を捨てているようなもの。寝不足は陰虚への最短ルートです。

⚫︎要注意サイン

 夜になると目が冴えてしまう、寝汗をかく、朝起きた時に口の中がカラカラ、肌のくすみが抜けない。


【ストイック・多汗トレーニング型】

健康のためにと、サウナや激しい運動で毎日大量に汗を流しているタイプ。

汗は東洋医学で「心(しん)の液」と呼ばれ、体の潤いそのものです。もともと潤い不足の人が「デトックス」と思って汗をかきすぎると、さらに空焚き状態を悪化させます。

⚫︎要注意サイン

運動後にスッキリせずぐったりする、足がつりやすくなった、肌が粉を吹くほど乾燥している、便秘気味。


陰虚(いんきょ)を癒やす、潤いチャージ習慣

【タイプ別】処方箋 オフィスワーカー型

目を休めて「血(けつ)」を貯める 目を酷使すると、体内の潤い(血)がどんどん消費されます。仕事の合間の小さな工夫が大切です。


「クコの実茶」がおすすめ! 

クこの実は「飲む目薬」と呼ばれるほど目に良く、陰を補います。タンブラーに数粒入れるだけでOK。


「蒸気でアイマスク」を活用

 物理的に目を温め、潤いを与えることで、脳の興奮を鎮めて空焚きを防ぎます。


1時間に1回、遠くを眺める

モニターから目を離すだけで、潤いの無駄遣いをストップできます。


【タイプ別】処方箋 睡眠削り・夜更かし型

23時の壁を越えない 「陰」は夜にしか作られません。どんな高級な美容液よりも、睡眠が最高のサプリメントです。


「23時」にスマホを置く

深夜は陰が作られるゴールデンタイム。スマホの光は脳を熱くさせ、潤いを飛ばしてしまいます。


寝る前に「足首」を温めない

 陰虚の人は足がほてりやすいので、厚手の靴下は逆効果なことも。布団の中で足の裏を出して放熱し、頭を冷やす(頭寒足熱)と入眠がスムーズになります。


夕食に「白い食材」

豆腐、豆乳、山芋など、夜の食事に潤い食材をプラスして寝ている間のチャージを助けましょう。


【タイプ別】処方箋 ストイック・多汗トレーニング型

汗を「漏らさない」 汗をかきすぎるのは、体の大切な資源を垂れ流しているのと同じ。守りのケアを意識しましょう。


運動後は「酸味」で引き締める

レモン水や梅干し、お酢など、酸っぱいものには「汗を止める(収斂作用)」働きがあります。出すぎた汗をストップさせます。


サウナより「ぬるめの入浴」

 高温サウナで追い込むのはお休みして、38〜40℃程度のぬるめのお湯でリラックス。じわっと潤う程度に留めましょう。


「白きくらげ」や「ハチミツ」

失われた体液を補う力が強い食材です。デザートやスープに取り入れるのがおすすめです。 

セルフケアで追いつかない時は「鍼灸」の力を借りよう

なぜ陰虚に鍼灸が効くの?

陰虚の状態は、自律神経のうち「交感神経」が優位になりすぎ、体が休まりたくても休まない「過緊張」の状態です。鍼灸には、以下のような効果が期待できます。 「空焚き」の熱を鎮める 体にこもった余分な熱を逃がし、高ぶった神経を鎮めるツボを刺激することで、のぼせや不眠を和らげます。

潤いを生み出す力を高める 東洋医学では、五臓の「腎(じん)」や「脾(ひ)」の働きを整えることで、体の中から潤い(陰)を生み出す力を底上げします。深いリラックスで「陰」を養う 鍼灸治療を受けると、強制的にリラックスモード(副交感神経優位)に切り替わります。この「深い休息」こそが、陰を補うために最も必要な時間なのです。

「乾いた砂漠」に雨を降らせるように カチカチに乾いた土に水をかけてもなかなか浸透しないように、陰虚が進んだ体はセルフケアだけでは吸収が追いつかないことがあります。

鍼灸は、いわば「体に潤いの通り道を作る」作業。 自分の体質に合ったツボを選んでもらうことで、食事や睡眠の効果もより実感しやすくなりますよ。


----------------------------------------------------------------------

はりきゅう りおしな/エステリラクゼーション Rioshina

住所:埼玉県志木市本町5丁目21−58

クレール志木 401号室

----------------------------------------------------------------------
popup_banner (5)