東洋医学の基本〜陰陽論〜

query_builder 2025/12/26

東洋医学の基本概念

全体のバランスを整え、自然治癒力を高める

  全体のバランスを整え、自然治癒力を高める


東洋医学の基本概念は、自然界と人間を一つのつながりとして捉える、非常に奥深い哲学に基づいています。

西洋医学が「悪い部分を切り離す・抑える」という考え方なのに対し、東洋医学は「全体のバランスを整え、自然治癒力を高める」ことを目指します。


陰陽論(いんようろん)

この世のあらゆる事象を「陰」と「陽」の2つに分ける

  この世のあらゆる事象を「陰」と「陽」の2つに分ける

陰陽論(いんようろん)は、東洋医学のなかでも最も根底にある「宇宙のルール」のような考え方です。 一言でいうと、「この世のすべては、対立する2つの性質がセットになって成り立っている」という理論です。



陰陽の具体例

  陰陽の具体例

身近なものを陰と陽に分けると…


陰(いん)

月・夜・地・冬・北

静・寒・暗・柔・内

女性・お腹・下半身・五臓


陽(よう)

太陽・昼・天・夏・南

動・熱・明・剛・外

男性・背中・上半身・六腑



陰陽論を知らなくても私たちの生活にも根づいていて『あの人は陽気な人だ』というと性格が明るく、にぎやかで、周囲を楽しい気分にさせる人みたいに自然を理解できます。

自然とと陰陽の分別はできてることが多いのではと思います

陰陽は絶えず変化してる!?

陰陽は単に2つに分けるだけでなく、これらは常に変化し、影響し合っています。


陰陽互根(ごこん)

「光がなければ影ができない」ように、一方がなければもう一方も存在できません。お互いが存在の根拠になっています。


陰陽制約(せいやく)

お互いがブレーキをかけ合い、行き過ぎないように抑制しています。

(例:陽の熱を、陰の水分が冷ましてバランスを取る)


陰陽消長(しょうちょう)一方が増えれば一方が減る、という絶え間ない変化です。

(例:昼が短くなれば、夜が長くなる)


陰陽転化(てんか)

 極限まで行くと、もう一方にひっくり返ることです。

(例:冬が極まれば春(陽)になる。高熱が出た後に急に体が冷える)


体調管理における「陰陽バランス」

東洋医学では、健康とは「陰と陽のシーソーが水平に保たれている状態」を指します。不調はこのバランスが崩れた状態です。



陽気が強ければ強いほど元気があっていいのでは?と思いがちですが 陽の気が強すぎると『実熱』という病的な状態になっていると東洋医学では考えます



陽が強すぎる(実熱)

体内に熱がこもり、イライラ、顔が赤い、便秘、高熱などの症状。

実熱は強い症状が出てくることが多いのが特徴です


例えば…

『胃熱』という胃に熱がこもると、口の中が荒れたり、独特の強い臭いがしたりします。


『実熱』が血に影響すると出血しやすくなります

血が熱によって勢いを増し本来の血管ルートを逸脱する脳出血になることもあります

お湯を沸かしすぎて、ヤカンの蓋が吹き飛んで中身が溢れ出す」ような状態です。実熱によって血液が激しく煮え立ち、その勢いに血管が耐えきれなくなって破れるのが、東洋医学から見た脳出血(中風)の一つの側面です


陰が足りない(陰虚)

体を冷ます「潤い」が不足。のぼせ、寝汗、口の渇きなどの症状。


「実熱」が「火が強すぎる状態」だったのに対し、「陰虚(いんきょ)」は「火を消すための水(冷却水)が不足している状態」を指します。

冷却水とは東洋医学では血分と津液のことです

血分は働きすぎや過労、遊びすぎ、寝不足…など、エネルギーを消耗していいると減っていいきます


更年期で起きるホットフラッシュや不眠などもこの『陰』が足りなくなることで冷やすことができず、コントロール不能になった熱が、一気に上半身へ突き上げてくるのがホットフラッシュの正体です。


喉が渇きやすい

寝汗をかく

手足がほてる…などは

身体の『水(陰)』が不足しているサインです



陽が足りない(陽虚)

温めるエネルギーが不足。冷え性、元気がない、下痢などの症状。


強い冷えと悪寒

水分代謝の悪化(むくみ)

消化器のトラブル(下痢)

頻尿・夜間尿


陰が強すぎる(実寒)

外からの冷えや水分の摂りすぎ。強い冷え、むくみ、激しい痛みなど。


実寒は、急激に発症することが多く、症状が「強い」のが特徴です。


急激な強い冷え

激しい痛み

水のような排泄物

顔色の変化

陰陽論に基づく鍼灸治療

陰陽を整えて不調を改善を目指します

  陰陽を整えて不調を改善を目指します

陰陽論に基づく鍼灸(しんきゅう)治療は、体に流れる「陰」と「陽」のエネルギー(気)の偏りを、鍼とお灸という道具を使って「整流」する作業です。


単に「痛いところに刺す」のではなく、体全体の陰陽のバランスを読み解きながら行われます。


現代医学の自律神経を整えるということも

『陽』である『交感神経』と『陰』である『副交感神経』を、バランスよく整えて不調に対してアプローチします


東洋医学では先人たちの臨床の積み重ね、体系化された診断方法があります

陰陽のバランスが何によって乱れているのかを判断し

施術を行います

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はりきゅう りおしな/エステリラクゼーション Rioshina

住所:埼玉県志木市本町5丁目21−58

クレール志木 401号室

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